5.ユーザー名・パスワードが認証され、接続できたにもかかわらず、WWWブラウザの画面に何も表示されない
◆(TCP) IPアドレスの設定が正しいかどうかご確認ください。
インターネットサービスプロパイダ(ISP)側で接続に必要なIPアドレスを指定してきた場合、正しいIPアドレスでないと接続されても何もデータが流れてきません。IPアドレスが違っていた場合には正しいIPアドレスに変更します。設定の仕方はご加入のISPの説明書をご参照いただくか、ISPに直接お問い合わせください。
また、同じように接続できない現象で逆のケースとしては、IPアドレスを自動的に取得するタイプのISPでは、TCP/IPアドレスの項目に特定のIPアドレスが入力されていると、障害が発生する場合があります。
※ダイヤルアップ(PPP)接続の場合には、「コントロールパネル」の「ネットワーク」内のダイヤルアップ用TCP/IPプロトコルのIPアドレスの項目に、直接特定のIPアドレスを入力してしまいますと、接続時に障害が発生する恐れがあります。ISPからの特別な指定がない限りは、コントロールパネル内のネットワーク設定で、ダイヤルアップ用TCP/IPプロトコルの項目にIPアドレスを入力しないようにしてください。
◆相手のネットワーク障害やサーバーのダウンなどの場合も考えられます。
表示したいサイト側でのトラブルで表示されないことがあります。
◆インターネット上が混雑している時間帯の可能性があります。
たとえば実際によく見かける例では、NTTの提供している通話料接続サービスで、夜11時から割引時間帯になる「テレホーダイ」などがあり、このサービスに加入しているユーザーが夜の11時を境に一斉にインターネットに接続するため混雑して、ネットワーク上のレスポンス(反応・データ送受信等)が著しく低下する等があります。これは、こちら側は混雑していなくても、相手先で混雑している場合にも同様な現象が発生しますので、繋がりにくいからといって加入しているプロパイダには非はないことがほとんどです。(ISPによっては自身の加入者数による混雑が原因になったり、バックボーン回線容量不足が原因である場合もあります)
また、海外のサイトでは時差等により、相手側の時間帯が混雑している時間帯である可能性もあります。 |