CD-Rの書き込み不具合については、まず、下記要因の確認をお願いします。
- On The Fly(オンザフライ)方式(CD-ROMからCD-ROMへ直接コピーを行う方法)を使用している。
じかにCDからCDへ書き込む方式では、転送スピードやCD-Rへの高速書込により、バッファーアンダーランが発生することがあります。この場合はCD-ROMからいったんハードディスクへ取り込み、ハードディスクからCD-R/RWへの書き込みをするか、オンザフライ方式では、CD-R/RWドライブ側の書き込み速度を落として行ってください。ハードディスクを経由する方法や書き込みスピードを落とす方法は、付属のCDライティングソフト(NEROやB'sGOLD、EasyCDなど)のマニュアルをご参照ください。
- また、CD-R/RWドライブでの書き込みスピードに対応したCD-R/RWメディアをご使用ください。
例として、最高12倍速対応のCD-R/RWディスクに16倍速で書き込むなど、ディスク性能の限界を越えたスピードで書込みをしないようにしてください。(24倍速対応のディスクに16倍速や8倍速などの低速で書込む場合には問題ありません。)
- CD-R/RWディスクへの書込中にPCを操作しないようにしてください。また、スクリーンセーバーなどの機能は外しておいてからご使用ください。PCに負担をかけ、CD-R/RWへのデータの転送を途切れさせて書込に失敗するのを極力避けるようにしてください。
CD-R/RWに書込中にどうしてもPCを使用したい場合には、バッファーアンダーラン(Buffer
Under Run)機能や、バーンプルーフ(Burn-Proof)機能を備えたCD-R/RWドライブへの交換をご検討ください。(弊社PCでは現在は全てバッファーアンダーラン機能を備えたCD-R/RWドライブを搭載しています)
- すでに何かしらのデータが書き込まれた形跡のあるディスクを使用していないかご確認ください。
一度作成に失敗したCD-Rディスクを再度ご利用いただくことはできません。
CD-RWのディスクの場合は、一度CD-RWディスクを消去してから再度書き込みをしてください。
- 音楽CDを作成してCDラジカセやステレオコンポ、カーオーディオーなどの普通のプレーヤーで演奏させる場合には、CD-Rディスクをご使用ください。
一般のCDプレーヤーのほとんどはCD-RWディスクに対応していません。CD-Rディスクをご使用ください。作成したCDが演奏途中で曲が寸断されたり、トラックとトラックの間に雑音が入ったりする場合には、CD-Rの書き込みスピードを8倍速程度に落として再度作成してみてください。
- CD-R/RWメディアは太陽光線などの直射日光に大変弱く、直射光を長時間浴びることにより記録された情報が壊れたり、データが消えてしまう危険性があります。未使用のディスクや作成したディスクを、直射光や紫外線などに長時間さらしたりしないようにしてください。
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