電源は入るのに、ディスプレイには何も映らない。
原因の一つとして考えられるのがケーブルの差し間違えです。
もしお客様がお手持ちのディスプレイを使用していて、NECのPC98シリーズでご使用になられていたものだとすると、NECのPC9800シリーズ用のディスプレイのケーブル端子がPC/AT互換機(DOS/V)系のものと異なり、PC/AT互換機(DOS/V)サウンドカードのゲームポートと同じ形状をしていることから間違えて接続されている可能性があります。そのようなときは、変換ケーブルが市販されておりますので別途お客様の方でご用意ください。

また、「レンジ外」または「サポート外」等とディスプレイに表示された場合には、ディスプレイがサポートする走査周波数の範囲外である可能性があります。この場合の対応方法につきましては、こちらをご覧ください。
なお、PC/AT互換機(DOS/V)では水平走査周波数が31KHzからであるため、MS-DOS時代のNEC PC-9800シリーズ用の水平走査周波数24KHz固定のディスプレイでは全く表示されません。また、ハイレゾリューション用ディスプレイや初期のマルチスキャンディスプレイでは正常に表示されなかったり、表示できるモードが限られてしまう場合もありますので、このような場合には現在販売されているディスプレイに変更することをおすすめいたします。

そして、もう一つの原因として挙げられるのが運送中の振動・衝撃による破損です。軽度のものですと、ケーブルのゆるみやはずれ、またはPC本体内ビデオカードのずれが原因となる場合がございます。特にAGPバスは差し込み幅口が狭いのと、それに併せてバスの金属面積の比率が上がっていて非常に滑りやすくなり、配置も狭いことから上下に少しでもずれるとショートして不動作の原因となりやすくなってしまいました。
このような場合、お手数ですが一度PCの蓋を開けて頂いて浮いている箇所を直していただきたく思います。それでも直らない場合には、弊社サポートセンター support@e-joy.co.jp  までご連絡ください。

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