空のパスワードを設定してあるユーザーを使用し、
Windows XP Professional
へネットワーク経由でアクセスを行った場合や、リモート
デスクトップを使用してログオンを行おうとした場合、アクセスやログオンが拒否されます。
※Windows XP Professinal は、標準の設定では空のパスワードを使用しているユーザーはコンソール ログオンのみに制限されています。
パスワードを設定しないでアクセスやログオンを可能にするには、以下の作業を行ってください。
- [コントロールパネル] から、 [管理ツール]
を選択し、 [ローカル セキュリティ
ポリシー] を起動します。
- [セキュリティの設定] の [ローカルポリシー]
内にある [セキュリティ オプション]
を選択します。
- 「アカウント :
ローカルアカウントの空のパスワードをコンソールログオンのみに制限する」を選択します。
- 「有効」
にチェックが付いていますので 「無効」
に変更します。
※注意 |
Windows
XP
では、新しい既定のセキュリティ機能を導入があり、空のパスワードを
使用するユーザーをネットワークベースの攻撃から保護しています。
アカウントをパスワードで保護していないユーザーがログオンできるのは、
自分のアカウントがある、物理的な操作コンソールを備えたコンピュータに限られます。つまり、モニタ、キーボード、およびマウスがつながれたコン
ピュータのみです。このような制限があるのは、ローカルユーザーアカウン
トだけです。
ドメインユーザーアカウントには関係しません。
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※警告 |
いかなる通信方式をもってしても、有線、無線を問わず外界と物理的に隔離されていない場合や、第三者が操作できないよう隔離された安全な場所以外にコンピューターがある場合は、すべてのローカルユーザー
アカウントに強力なパスワードを割り当てる必要があります。そのようにしておかないと、コンピュータに物理的にアクセスするユーザーが、パスワードを持た
ないユーザーアカウントを使用してログオンできるようになります。これは、
ポータブル
コンピュータの場合は特に重要です。ポータブルコンピュータの
ローカルユーザーアカウントには、必ず強力なパスワードを割り当ててくださ
い。 |
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